こんばんは、さゆきです。
毎日のお仕事や家庭の維持、はたまた学業に日本人は日々忙しく勤めていますね。
本当にお疲れ様です!
何かとミスを許さない社会環境のせいか、やたらと完璧主義と呼ばれる症状に苦しむ方も多いですね。
これを書く私自身も自分のことは筋金入りの完璧主義だと感じていて、日々の仕事などがうまくいかない事に悩み苦しんでいます。こんな面倒くさい性格なんてやめたい!もうやめてやりたいですよね…
完璧主義に悩む方々がこれを読んで、少しでも自分を見直して、そんなに自分を責めなくていいんだと感じていただけたら幸いです。
完璧主義、やめたいけどなんでかやめられない
なんで普通に学校に通って、みんなと同じように進学したり就職してきただけなのに、いつも自分だけ要領が悪かったり叱られたりするんだろう。
仕事で叱られすぎてもう辞めたい。メモも取っているのになんで生かしきれないんだろう。
上司が怖くてますますミスを重ねてしまった…。
あなたにはこんな悩みがあったりしませんか?
…これは実はあなただけが悩んでいるわけではないんです。みんな、上手に隠しているだけで、割とたくさんの方が自分を責めながら日々をなんとかこなしているんです。
だから耐えてとは言いませんよ
完璧主義と言われると一見聞こえはよくて、なんでもそつなくこなしそうではあるのですが、
完璧に物事をこなしたい、という自分の思いを叶えてあげるのは実はとても難しいことなんです。
完璧主義に苦しむあなたは、きっとそのことには気づいているかと思います。
ちゃんと出来ているように見せるって体力気力を使いますよね。
わかっているけど、やめられない…
なんでやめられないんだろうか、悩ましい負のスパイラルを次で解説します。
完璧主義を生み出してしまう原因とは…根付いた教育だ
この世は人間が生きやすいように、人間がインフラや社会のルールを作っていますね。
学校や会社や家庭にいても、ルールや縛りというものは、どんな時でもそこにいる人間が作ります。
日本は過去に戦争をしていましたが、そのころの軍国主義の教育が現代の教育にも、根付いていると私は思います。
どういう意味かというと、
朝は決まった時間に集合する、みんなで集まって同じ授業を
受ける、決まった時間割で過ごす、遅刻は厳禁…etc
右を向けといわれたら右を向く。
抜きんでた主張は叩かれる。
出る杭は打たれる。
少し出てしまっただけのあなたは、誰かに叩かれることにとても怯えてしまっています。
あなたが受けてきた教育課程ですらこれだけ縛られた環境でした。
社会に出た後もこれ以上の縛りを受けたことでしょう。
これだけの縛りのなかで自分を保ちながら生活していくのは、とてもとても辛くて耐え難いと思います。
毎日ミスを出さないで生きていくのも難しい。
でも、ここで生きていかなければいけないなら…
と、ここでできる人の仮面をかぶってしまった人が
完璧主義になって人によっては自分も他人もミスを
許せない人になってしまうのかもしれません。
完璧主義とは自分で自分のことを
こうしなければ!
ああしなければ!
やってしまった…許してもらえないかも…!
と縛りつける呪縛だったのです。
自分を少しだけ大らかに見つめる
生物が生きるなかで
しなければいけないこと
なんてものは存在しないようです。
倫理的な話は今回は割愛
他の人間たちの中で自分も生きていこうとするから、しなければいけないと思い込むだけであって、本来は無いはずなのです。
「でも社会で生きていく上では縛りもルールも必要なんじゃ」
と考えているあなたは、今までよくぞ堪えてきたね…!とほめたたえてあげたい!
今回の話のミソは、自分以外の定めたルールに抗うことじゃなく、自分自身を律するために定めたルールを緩くすることです。
あなたは、社会に馴染むために必死で努力をしてきたと思います。
ずっと気を張っていないと、誰かに指摘されてしまう!と恐れたことでしょう。
周りの人間がどうしようもなく怖かったりもしたのでしょうか。
ですが実は、あなたの周りの人も自分を見ることで精一杯で、あなたのことをずっと監視しているわけではありません。
本当です。
中にはネチネチとじっくり品定めするような残念な方も存在しますが、そのような方の前で神経を使っても、結局のところアラをなんとか探して指摘してくるものです。それが趣味なんです。
「でもネチネチ言われるのはもうウンザリなんだよ!どうしたらいいの、こんなのもうやめたいのに!」
というあなたの気持ちも大変理解できるので一つだけ。
その場合はそのネチネチ野郎だけを意識して行動すること。
他の奴の前ではその意識を緩めて自分を許して認めてあげてください。
気を抜いた後にミスをしてしまったら、しっかり謝ってすぐに後始末をすることです。
自分を完璧主義だと思って悩む人は多いけど、素直に自分のミスを認めて後始末をきちんとできる人はきっと少ないです。
ずーっと
さっきミスしちゃった!さっきのミスをどうしよう…
上司に言ったら叱られるー!
どうしたら無かったことにできるかな…
下手にカバーしたら見つかった時にボロクソ言われるかも~~!!
じゃあ報告するの?
いやだ怖いもういやだ><
やめたいな…仕事
となって、延々ループしてしまうこともあるかと思います。
ちなみにこれはさゆきの実話です。
この後自分でなんとか解決しようと黙って動いていたら、あっけなくバレてこっ酷く叱られました。
割とトラウマです…
ですが、ここを読んでくれるあなたもこんな経験があったら、
今すぐに
自分のやらかしてしまったことをよく見て、報告する前によく分析して、原因と対策が分かっているなら上司に向かってしっかり
「こうしてしまったので次からこうします。申し訳ありません。」と謝罪し、突っ込まれる隙を無くします。
それでも何か責められたら、逆にどう進めるべきだったかしつこいほど聞き出して、きちんと模範解答をゲットしましょう!
原因がよくわからず、どう謝罪すればいいのか分からない場合は、落ち着いてから今分かっている情報を、時系列で上司に話してみましょう。
きっとあなたの真摯な姿を見て、あなたに伝わるように、ミスの原因と正しいやり方を教えてくれます。人によってはワンポイント付け加えてくれるかもしれません。
あなたがここまで正直に話して教えを乞うても、意地悪な事をいうほんっと人間のくずぅもいます。
それに当たってしまったらもう笑顔で聞き流して、すいまっせーんでした!
と言って切り抜けます。
言い返さないのが賢明です。
めちゃくちゃに悔しくてたまらないでしょうが、あなたの方が大人だっただけなんです。
他人を変えるのに使う労力が100だとしたら、自分を変えるのに必要なのは5くらいだと私は思います。
自分は、言葉で語りかけなくてもゆっくり変えていけるんです。
でも他人は、言葉で語りかけたところで、あなたと同じ立場になったとしても、あなたを理解して話を聞いてくれるとは限りません。
価値観の違い
とか世間では言われます。
こんなんどうにかできるわけがないので、相手にしません。
やめたい!でもやめられない…つらい時こそ自分を研究しよう
あなたが自分を完璧主義と思って、どうにかして変えたいと考えるなら
自分のできる所できないところをしっかりと見つめて、その対策を立てる事です。
ミスしそうなところは付箋を貼っておく
付箋を見忘れたら、どうしても目について仕方ない所に貼る
パソコンのモニターの邪魔な所にあえて貼る
この附箋くっそ邪魔だなと思ったらやってしまう
ミスをしたら、その時を振り返ってみてから謝罪に行くこと。
などなど
一つずつ、やってみてください。
性格はゆっくりでも変えられる、やめられなくないですので焦らずに…
今はただの理想論に見えるかもしれませんが、手始めにひとつ実行してみたら、案外自分に対する縛りを緩めて行けると思います。
私も未だに自分に苦しめられますが、ゆっくりと認めていけています。
あなたもきっと自分を許していけます。
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