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【異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術】ディアヴロかっこいい!あらすじもどうぞ

こんにちは!さゆきです。

今日は風もおだやか、日中は暖かい気温でなんだか
眠くなっております。

この頃は昼と夜が10℃以上気温差があるとかなんとか
参りますよね、朝コート着て夕方はジャケットが
ちょうどいいとかTVで言われても、何枚持って行けば
いいのかと戸惑ってしまいます。

外も寒いですし、週末になったらお家でアニメでも
まとめ見したくなりませんか?
そんなあなたに、オススメしたいアニメがありますよ!

 

オススメ!異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

こちらの作品は、
原作:むらさきゆきや先生/挿絵:鶴崎貴大先生
で贈る、異世界系ファンタジーノベルです。

ここ数年で異世界と名の付く作品は星の数くらいに
膨れたと思われますが、この作品はちょっと違うぞ!

主人公が異世界に降り立つ理由って、沢山ありますよね。

 

  1. 元の世界で事故にあってご臨終
  2. あっちの神に呼ばれた(神隠し的な)
  3. 何か気が付いたらもう異世界にいた
  4. 現世の神の判断ミスで亡くなったため転送

 

沢山あると見せかけて書いてみるとパターン似てますね。

今回は3の設定が一番近いですね!
一見ありがちだけど、王道を行きつつもちゃんと面白さも
兼ね備えたとても優秀な作品だと思います。

何でありがちな設定なのに面白く描けるんだろう?
それは、主人公:ディアヴロの性格にありました。

異世界の魔王と名乗るディアヴロ

今作の主人公は冴えない普通の日本人、坂本拓真。
MMORPGクロスレヴェリというゲームをやりこんでおり、
ゲーム内ではほぼ敵なし、自らを魔王と称し魔王プレイを
して遊んでいた。そして、リア充をなにより憎んでいた。

しかし、リアルの彼は大変なコミュ障のため、普通の会話が
難しいのだ。(特に異性相手)

ゲームの中でも会話は発生するが基本的にはコミュ障を
隠すため、自信に満ち溢れた魔王キャラ・ディアヴロ
なりきり魔王プレイを楽しんでいる。

そんな彼がある日目を覚ますと・・・
何故か二人の女の子に同時にキスをされていたのだ。
片方はエルフのバインバイン、
そしてもう一人は黒い猫耳と細くしなやかな尻尾を生やした
少女だった。

そこらを見渡せばここは高い塔の上で、そして辺りには
大自然が広がっていた。
突然の状況にわけが解らず、しかも隣には言い争う少女が二人。
コミュ障には質問することもはばかられるキツすぎの状態。

しかも少女の言い争う内容もまた難解で、
「私が召喚したの」だのなんだの言っている。

ここで坂本は自分の体を見回してみる・・・
よくよく見れば見覚えのあるこの場所、そして少女がここは
『星降りの塔』だと言っていたこと。

それは、自分がやり込んだゲームにも登場した地名で、
召喚術を使うときに使用する場所だった。

もしかして自分は召喚された?ゲームに?どうやって・・・

彼の予感は当たり、
自分の体だと思った体はMMORPGクロスレヴェリ内のアバター
魔王ディアヴロのものだった。

 

適当に手描きですスミマセン

 

いよいよわけが解らない彼は、まだいがみ合う少女達に問う。

しかし、普段全く人と会話しないし出来ない自分からは
言葉が出てこない・・・何か言わなくては!

迷った挙句、口を付いて出たのは高慢な言葉。

ディアヴロは、普段魔王プレイをしている間は
魔王になりきって喋ることができていた。
これしかない・・・・・!!

ディアヴロは果敢にも魔王プレイで今後を押し通すことに
決めたのだった。
後に何度もこのせいで面倒なことにまきこまれるのだが・・・

ところで少女達はなぜ言い争っていたのかと言うと、
どちらがディアヴロを召喚したのかという主張をしていたのだ。

早速魔王プレイで話しかける。
「貴様等に命じる。仲直りの握手をするがいい。笑顔でな!!」

途端、彼女達の顔がこわばり、無理やり握手させられた。
そして、その首に金属製の首輪が出現したのだ!

召喚少女と奴隷魔法

この首輪は、隷従の首輪れいじゅうのくびわというらしい。

少女達、エルフのシェラ・L・グリーンウッド
豹人族のレム・ガレウと名乗る彼女らは、ここ星降りの塔で
奴隷魔術を展開、そして先ほどのキスで契約をしたと言った。

しかし、召喚されたディアヴロの首に奴隷の証の首輪が
はまるはずだったのに、なぜか自分達二人に首輪が
付いてしまったこと。
この首輪をはずす方法が明確ではないことを教えてくれた。

そこでディアヴロは思う。
魔法が跳ね返り、首輪が召喚者側にはまったのは
自身の指にはまる、『魔力反射効果の指輪』が原因では無いかと。

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とにかくゲームに召喚されてしまった原因もわからないし、
この世界は自分の知っているゲームとは少し違うようだし
とにかく彼女らについて、辺境都市ファルトラまでいくことにした。

とんだ異世界に来てしまった

クロスレヴェリ
この世界には5つの種族が存在するらしい。

  • 神族 その昔、魔王を幾重にも分割して封印した存在。
  • 人族 神族の末裔といわれる。数多いる亜人たちはここの分類。
  • 魔王 かつて神族に砕かれた。現存する魔王は片割れの存在。
  • 魔族 魔王の眷属けんぞくとされる存在。魔王復活をもくろむ。
  • 獣人族 容姿は人族に近いが、様々な理由により同種族ではない。

 

レムは豹人族、シェラはエルフという人族の中の
亜人種にあたるらしい。

その基本的な情報は、自分の知るゲームと同じであったが
その他の情報は割りと違って面食らうディアヴロだった。

宿屋に入り、何故か経費削減のため三人で一つのベッド
しかない部屋をとり、この世界の情報を聞いてみる。

すると、部屋に客人がやってきた。
お付きをつけた女の人が話しかける。
レムの知り合いのようだ。
彼女はセレスティーヌと名乗った。

ディアヴロはその名前に聞き覚えがあった。
ゲームの方では大変な重要人物のNPCだったはず。

レムに関係のありそうな大物キタ

辺境都市ファルトラには守護者が居る。
魔術師協会の長、セレスティーヌ・ボードレール。
魔族が都市に攻めてきたときに、強大な結界を張るのが
彼女に役割だ。そのため都市の外に出ることができない。

そして、一階の酒場で彼女達と話をすることになった。
魔王プレイで話すと、セレスのお付きがうるさいので
一喝したりもした。
コミュ障のディアヴロには人とまともに話せないため
無駄に疲れたりした。

セレスに奴隷魔術のことを話すと、一から調べないと解除
は難しいと返された。
そして、レムの身をとても案じているそぶりを見せていた。

セレス一行が帰ったあと、ディアヴロはレムに何か重要なこと
を隠しているのでは無いかと、問いかける。

レムは気丈に振舞おうとしていたが、
ディアヴロはゲーマーの勘がささやき、ゲームにおけるストーリー
をとんでもなく重くする秘密なのでは?と感じていた。

レムにそれを話させるため、ディアヴロは彼女を軽く抱え上げ、
食事をほおばるシェラに拷問してくる、と言い残して部屋へ
引き上げた。シェラは拷問という言葉におびえ、食事を続けた。

拷問の内容がアカン

レムは部屋に戻ってもなお、口を割ろうとしない。
そこで無理やりベッドへ追いやり、彼女に詰め寄った。

「やはり拷問が必要なようだ。」
「わ、私をはずかしめるのですか・・・!」

そこでディアヴロは固まる。
その発想はなかった!
勢いで押し倒してしまったから何も考えてなかった!!
そもそも拷問って何をすればいいのか・・・!

迷った末に彼は、レムの黒い猫耳を触った。
いける!!肌色部分にくらべればハードルは低い!

もだえる彼女に秘密を話せと迫る。耳をモフモフと
触りながら・・・・
つい実家の猫と遊んだ様を思い出しながら問いただし、
気づいた時には遅かった。

そこには、顔を上気させながら息も絶え絶えにもだえる
レムが居たのだ。

まずい・・・・・
そんな顔をされたら、次どうしたら・・・!
するとレムが口を開く。

「あなたは、受け止めてくれるというんですか・・」

一瞬戸惑ったが、すぐにハッっとして何があっても
受け止めると返しながら、レムの耳をハムハムした。
レムは桃色の世界に行ってしまった。えろい・・・

そして明かされるレムの秘密とは

レムは、ベッドに腰掛けるとぽつりぽつりと話し出した。

自分の中には、魔王クレブスクルムの魂が封印されている
こと、そしてレムの母親や先代から引き継がれてきたもの。
自分が子孫を残さずに死んでしまった場合、封印が解かれ
魔王が復活してしまうこと・・・

ディアヴロはこの話をききながら、思考を巡らせていた。

そして、レムに告げる。
魔王の魂などこのディアヴロが粉砕してくれる。

それを聞いたレムは、大粒の涙を流し、ディアヴロに抱き
ついた。この話を聞いても自分から離れていかない。
そのことは、彼女に大きな安心感をもたらしたようだった。

ゲームバランス偏りすぎ

今までソロプレイでずっとやってきた。
彼女の役に立てるともわからない。
なのに、何故今回は彼女の願いをきいてしまったのか。
ディアヴロは困惑しながら、夜の街を歩いていた。

すると、昼に会ったセレスのお付き数人に絡まれた。
特にディアヴロを敵視していた男は、亜人を差別をする
発言した。

ろくでもないのに絡まれたとディアヴロは背を向けるが、
そのお付きの男、ガラクに誰の役にもたたないゴミ、と
揶揄され、キッとガラクを睨んだ。

すると、ガラクは小瓶を投げ、召喚術でLv.30のサラマンダー
をよびだした。
街中でこんなことをする同僚に周囲のお付きたちは
どよめいたが、ガラクには聞こえない。

そのころディアヴロは驚いていた。
Lv.30だと・・・!?
そんな!・・・・弱すぎる。

サラマンダーは街中にも関わらずその口から火炎を吐いた!
調子に乗るガラクだったが、炎の中からディアヴロが無傷で
現れたために腰を抜かした。

そしてディアヴロは言い放つ。
「俺のレベルは150だ。」
某フリ○ザ様の様に。

それを聞き、やけになったガラクはサラマンダーに命ずるが、
火炎を吐くサラマンダーへエクスプロージョンを返し、
あっという間に消し飛ばした。

あっけにとられるガラクをよそに、
広場周辺をどろどろに溶かした中にディアヴロは立つ。

ディアヴロは、自分の魔法的な能力もゲームデータそのまま
なことに驚いていたが、植え込みに座り込む錯乱する
ガラクに、お前は何者なんだ!と訊かれると、言い放った!

「我が名は魔王ディアヴロ。異世界より来た魔王だ!!」

 

まとめ

このアニメを面白いと感じた理由は、強すぎる主人公が
俺かっけえ!という態度では無いことなんですよね。

とにかく小心者スタイルなのに魔王口調だからギャップが
とてもあるし、モノローグの心の声が始終震えてるのも
高低差あって楽しいんです。

基本的にシリアスとギャグが両方一話一話に入っているので
単調で飽きてしまうなんてことありませんよ!

あと、画像からはハーレムっぽいかなと思うんですが
ヘタレを惜しみなく発揮する主人公なので大丈夫です。
そんなことにはなりません。

あとは・・・お色気意外と多い。
ほとんどのシーンは直接的な表現は無いですが、電車内では
見ないことを推奨する話が多いです。

ひとりでゆったり見てくださいね(笑)

というわけで、私がオススメするアニメ!
『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』是非見てくださいね~!!

 

 

 

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さゆき